こんにちは!
2019年9月10(火)、11日(水)より大阪で犬の食事療法講座アドバンスコース 定期開催コースを開催いたします。
犬の食事療法インストラクター師範養成講座の内容を更に深めて、東洋医学、臓器、栄養、森式の犬の食事療法について学ぶ講座です。本講座も一からお教えいたしますので、食事療法を深く学びたい方におすすめいたします。…
毎日のわんちゃんの体に対する見方、食に対する考え方が変わり実践で役にたつ内容です。わんちゃんの健康に食事の力を活かしたい方は奮ってご参加ください^^
基本的に毎月2日間ずつ集中的に犬の食事療法の基礎から学んでいくコースです。
講義とは別にインターネット補講を行いますので、講義で学んだことをご自宅のパソコン、スマホ、タブレットなどで復習されて学びを深めていってください。
次期以降に開催される同講座は何回でも無料で聴講可能ですので、理解できるまで聴講されてください。
本講座ではわんちゃんの臓器など目に見える部分に加えて、心、神経機能、臓器の目に見えない機能をケアする方法を加えた犬の食事療法を学びます。また、診断法として臓器の状態を知る経絡検査及び経絡検査の更に詳細な機能検査法、脈を診て診断する方法、血液検査結果を食事療法に活かす方法、お肉や野菜の薬効薬理など、私が診察で使用しているテクニックに加えて診断に至るまでの考え方、効果を上げる食事療法とその他の治療法とのバランスのとり方について講義いたします。
犬の食事療法アドバンスコース
[食事療法インストラクター上級師範養成講座]
目次
第1部 犬の解剖生理学と数値化、可視化できない臓器生理学 全2回12時間
病気は必ず機能異常(目に見えない変化)から始まり目に見える臓器の異常(目に見える変化)となります。犬の臓器同士の繋がりを重点的に学びつつ、数値化、可視化できない臓器の生理学(働く原理)を深く学び、機能異常と臓器の異常に食事で対応する基礎を学びます。
例)肝臓には胆汁産生、解毒代謝など物質の変化として目に見える機能があります(目に見える肝臓の働き)。一方、目に見える機能が異常を呈する前には肝臓の持つ数値化できない目に見えない機能が異常を呈します。肝臓を治そうとする時、目に見える肝臓の働きと目に見えない肝臓の働きの両方を知ることが大事です。
(1) 臓器の目に見えない働き(不可視の臓器機能)
(2) 臓器の目に見える働き(可視の臓器機能)
(3) 臓器組織の総合的機能(可視不可視の臓器連携機能)
第2部 食材の薬効薬理(お肉・野菜のお薬としての作用を学ぶ) 全3回18時間
お肉や野菜の1種類1種類の成分、お薬としての作用(薬理)と臨床で得られた薬効について学び、食材をお薬として使う知識を深く学びます。また、食材の基礎知識を基礎にして、わんちゃんの病気別、体質別の食材の配合のコツを学びます。
(1) 肉類 (2)野菜 (3)穀類 (4)キノコ (5)発酵食
(6)消化機能別食材配合(7)保水機能別食材配合(8)代謝機能別食材配合
(9)癌タイプ別食材配合(10)アレルギータイプ別食材配合(11)消化器病別食材配合
第3部 食事療法における診断治療学 全1回6時間
わんちゃんの症状の様々な診断方法、手順、診断から食事療法に繋げる方法を学びます。
(1) 体に触れない診断法(問診、望診、気診など)
生活習慣、食習慣、病歴等を知り心身に影響のある要因を知る問診、わんちゃんの体を見て臓器の状態を知る望診や気診の重要性と習得方法を学び練習します。
(2) 体に触れる診断法(触診、脈診など)
わんちゃんの体を触り臓器の状態を知る触診、血液の流れ方を指を使って知り臓器の状態を知る脈診の重要性と習得方法を学びます。
(3) 診断結果の統合と診断治療
私が臨床で用いている診断フローチャートと機能異常と臓器異常の関連図を用いて診断結果を統合的に診断し、機能異常(不可視)、臓器異常(可視)の観点から食事療法で治す方法を学びます。
第4部 診断学実習 全1回6時間
本院の食事療法の根幹診断法である経絡検査と冷え浮腫み検査、血液の流れで臓器の働きを知る脈診、わんちゃんの元気を診る望診気診、そこから得られた情報から病気の原因を知る方法を学びます。
(1) 経絡検査の基礎と応用 (臓器機能の状態診断法)
(2) 冷え浮腫み検査の基礎と応用 (体表と内臓の冷え浮腫みの診断法)
(3) 脈診の基礎と応用 (脳神経機能、臓器機能、血流の診断法)
(4) 望診の基礎と応用 (体の動き、姿勢、表情などから内臓状態、元気の
状態を診断する方法)
(5) 気診の基礎と応用 (機能(気)を直接的に見る東洋医学的方法の基礎と
習得のための練習法)
(6) 総合診断の基礎
上記の検査方法から得られた結果を統合して診断し、治すべきところを明らかにする方法を学びます。
第5部 食材バランス学と全体療法バランス学 全3回18時間
食材の薬効薬理及び診断学を学んだ後、実際で様々な健康ステージ(機能異常(不可視)~臓器異常(可視))にあるワンちゃんの状態に合った食材の選び方、量、調理法などを加減する方法を学びます。また、食事療法の効果を上げるための様々な治療法との組み合わせ方、バランスのとり方を学びます。
第6部 食事療法の実践実習ドリル 全2回12時間
実際の症例、症例データを参照しながら学んだことを駆使して診断し食事治療のレシピ作りまでをドリル、ディスカッション形式で研鑽します。
開催日時:全12回
1、2回目 2019年9月10,11日(火、水)11時~18時
3、4回目 2019年10月8,9日(火、水)11時~18時
5、6回目 2019年11月5,6日(火、水)11時~18時
7、8回目 2019年12月10,11日(火、水)11時~18時
9、10回目 2020年2月4,5日(火、水)11時~18時
11、12回目 2020年3月10,11日(火、水)11時~18時
場所:
プラーナ和漢自然医療アニマルクリニック
大阪市西区北堀江1-22-4 HORIE LUX 602
講師:森 研一 獣医師、調理師、
プラーナ和漢自然医療アニマルクリニック院長
すこやか和漢自然医療アニマルクリニック院長
費用:税込み36万円(6回まで分割支払い可、試験費用、認定証代込み)
犬の食事療法インストラクター師範資格取得者は割引制度がありますのでご連絡ください。
定員: 10名
参加資格:
わんちゃんと人の食事と体に興味のある方はどなたでもご参加お待ちしております。
取得資格:
課題提出をしていただき、修了試験に合格された方には一般社団法人犬猫の食と自然医療の学校認定「犬の食事療法インストラクター上級師範」の認定証を授与いたします。
申込:当院ホームページ(プラーナ和漢自然医療アニマルクリニック)のご予約ご相談フォーム又はフェイスブックからご連絡ください。